乃木坂46を春夏秋冬で振り返る

春。どんなに悲しいこと、辛いこと苦しいことがあっても足元に咲いた花を見つけろ、自分自身で幸せを掴め。人は生きているだけで価値があり、捨ててはいけないと約束している、だって「命は美しい」のだから。と11枚目という一つの節目で彼女らは髪を振り乱しながら必死に訴えた。

 
 
夏。7枚振りに生駒里奈がセンターに復帰。センター発表された瞬間に「この夏が年末(紅白)を決めると言っても過言ではない。この夏が勝負。」と、センターに対して不安な気持ちを表すことが多いメンバーのなかで、彼女はやる気に満ち溢れていた。同時期にドキュメンタリー映画公開、セブンイレブンとコラボキャンペーン、グループ主演ドラマ、全国ツアーなど色んなことを背負うことになり、ファンの間で「だから生駒がセンターか」とマイナスな意見も見かけた。しかしAKB兼任解除されて初のシングルで、AKBでたくさんのことを吸収し一皮向けた彼女にだからこそ、大人はこの時期にセンターを任せたに違いない。
一人きり閉じこもってた彼女がAKBという外の世界を経験し、もっと自由に生きていいのだと知る。未来とは今が入り口 見逃せば前に進めない
 
 
秋。 乃木坂初のダブルセンターをツートップが務め、年末に向けて攻めの姿勢を見せた。「君の名は希望」を彷彿とさせるような一曲。一人でいることが1番楽だと思っていたのに、何故か異性の君といると僕らしくいれた。しかしそれは恋ではなく、僕たちはただの似た者同士で気の合う友達。傷付きたくなくて願望や夢を口にしなくなったが、君と一本のコーラを飲んでから急にドキドキして、これは恋だと気付いた。君を失うことが怖いから、片思いなら黙っていればいい 両思いなら気付かなければいい と思っていたけど、君と向き合おう。例え傷付いても君となら夢を叶えたい。
 
 
冬。そして2015年11月26日。乃木坂46はめでたく紅白出場を決めた。
2015年は個々の仕事がたくさん決まっていくなかみんな「グループの為になるように」と口を揃えて言う。それはグループの一つの夢を叶えるように、つまり「紅白出場」出来るよう、それぞれがそれぞれの場所で活躍した。まさに太陽ノックのなかにある歌詞通り、流れ出す汗の分だけその夢が形になったのだ。
 
紅白ではメンバーもファンも大好きな「君の名は希望」を披露した。メンバーは「乃木坂らしさ」を大切にしたうえでこの曲を選んだ。殻に閉じこもってた彼女たちはアイドルになり、自分が拒否してたこの世界は美しいと知り、生きる希望を見つける。まさに彼女たち自身のことを表してるような歌だ。ステージ上の彼女たちは堂々とし誇らしく、そして美しかった。
 
 
 
結成されて4年、ひとつの大きな夢を叶えた乃木坂46だが、次はどんな夢を見させてくれるのだろう。
 
ーー諦めるなら一人でいいけど 夢を見るなら君と一緒がいい
 
 
 
2016年2月22日、4歳おめでとう。